2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ハル・フォスター編 『視覚論』 榑沼範久訳、平凡社ライブラリー、2007 文庫本だけあって電車のなかでも読める。ニューヨーク・ディアアートセンターでの1987年のシンポジウムでのペーパーと討議の翻訳。 全体はロザリンド・クラウスのペーパーを折返点とし…

写真家・林和美さんと写真研究家・小林美香さん のお話@gallery Nadarを拝聴する。本やCDの「ジャケ買い」という言葉がありましたが、カバーデザインやカバー写真で中身の印象まで変わるということはあるかもしれませんね。アンドレ・ケルテスやFSAなど、写…

「人々に耳を傾け彼らを理解することがなければ、建築家は自らの名声と虚栄のためにのみ建築を作るただの人になるかもしれず、彼がなさねばならないリアルな作品はできなくなってしまう。・・・建築家は職人でなければならない。もちろん扱う道具は何でもい…

ついさいきん知りました。『朝日新聞』2008年2月15日(金曜日)夕刊。 長谷川先生ありがとうございました。 ところで同書にはまたこんな記述もある。 「この点でECの政策は1970年代のアメリカの反独占法の規定をさえ超えていこうとしているように見え、そし…

「渋谷の景観変遷をめぐる諸問題」という「渋谷学研究発表」を拝聴。 一つ目は遠藤潤氏による「近世から近代における渋谷川・古川流域の信仰史試論」という発表で、大雑把に述べさせていただくと、渋谷川流域の寺社配置の歴史的変遷を水との関係で見ていく、…