1年目検査に行く


つくば市K邸の一年目検査にお邪魔する。一年ぶりに見るK邸、われながらいい住宅だと思うゾ。家具や調度品をはじめとして、上手に住みこなしている建主さんにも脱帽する。
引渡し後、木製サッシが雨で反ったことなど、ほぼ通常の変化。木製サッシで反るものは半年くらいで目に見えて現れ、一度鉋をかけたり、手を入れるとだいたい落ち着きます。二、三、反省点もいただく。
この一年での感想をおききすると、台風時の印象が返ってきた。そういえば多摩川河畔の住宅でも、台風がやってきたときが面白かったという印象をいただいた覚えがある。台風で多摩川が増水し、対岸の樹々が強風で大きく揺れているのを、静かで穏やかなリビングから大開口を通して見るのは、むっちゃ迫力があって面白かったと言う印象だった。
今回は台風時の落雷をやはりリビングの大開口を通して見るのは、一枚のパノラマ画を見ているようで面白かったとおっしゃっていた。リビングから見えるウォルター・デ・マリアのアースワーク。嵐の外部と、静かで穏やかな室内、そのあいだの大ガラス。

竣工時の写真はこちら





人気ブログランキングへ