岡倉の著作とへーゲルの『世界史』や『美学』の類縁性は一読して容易に看取される。これは以前にも書いたことだが(拙論「シンプリシチー」、『建築とリアル』、鹿島出版会、1998所収)、たとえば『茶の本』における岡倉の東洋史はインドに出自し、支那にお…
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